MENU
閉じる

サンリーノ鵠沼海岸 | SANRENO KUGENUMAKAIGAN

サンヨーホームズの神奈川県藤沢市の一棟リノベーションマンション「サンリーノ鵠沼海岸」
【小田急電鉄江ノ島線「鵠沼海岸」駅まで徒歩13分】

LIFESTYLE

鵠沼海岸で暮らす

思い立ったらいつでも海に行ける、
理想の湘南ライフ。
でも実際、利便性はどうなの?
子育ての環境は?
移住者でも馴染めるの?
そんな気になる暮らしのリアルを、
湘南エリアに長年住む
ローカルの方に伺いました。

PROFILE プロサーファー 河村正美

五感で楽しむ鵠沼。


サーファーが感じる街の良さ

河村さんから見てこの鵠沼というエリアの良さを教えてください

僕はかれこれ63年間、生まれたときから鵠沼なんですけれども、いろいろ街は変わってはいますが、本当に住みやすいところだと日々実感していますね。
何年か都内で仕事をやっていたんですけども、いくら遅くても鵠沼に絶対帰ってくる。
やっぱり「匂い」が違うんですよ。それは五感で感じる匂いなんですけれど、駅を降りると、もう格別に「匂い」が変わってくるんです。他にはない街感、ほっとするんですよね。ライフスタイルとして海のある生活を求めている方にはめちゃくちゃいいんじゃないかなって思います。

街では暮らせないですか?

街…結構きついですね(笑)遊びには行きますけどね(笑)
街で暮らしている人たちにこの暮らしを感じていただきたいですね。
最近の移住ブームもあり街から移住して来られる方は結構増えてきましたが、もっと鵠沼らしい楽しみ方っていうのをおすすめしたいですね。自然、アウトドアに向かってちゃんと時間を使っていくっていう暮らし方こそが鵠沼の醍醐味になると思うんです。
普段、多くの方は鵠沼の駅を降りてもまっすぐ家に帰る方が多いですよね。立ち寄ってもコンビニだけ、みたいな感じで。
ちょっと暮らすということに余裕がないのかなって思います。
もちろん仕事の事情もありますが、鵠沼に住むからには、街暮らしと同じ習慣で動くのではなく、ひとりでも子供を連れて、自然と向き合う楽しみを持って暮らしていただきたいですね。

ちょうど昨日は地引網のイベントをされていましたね

鵠沼で「サーファーズ地引網」という地引網イベントを毎年おこなっているんですが、3年ぶりに開催しました。100人以上の方が集まってくださって。やっぱり大人だけではなく、家族ぐるみで子供たちも一緒にやる地引網ってすごく良いですね。魚はたいして捕れなかったんですけれど、やっぱりみんなが笑顔になれる。すごく良かったですよ。

鵠沼SURFERS地引網の様子。鵠沼に住む多くのご家族が参加した。

鯛などもいましたよね

コロナでできなかった3年の間に生まれた子供たちや、初めて地引網をやるっていう子供たちや移住者の方々もいますし、昔からいる地元のおじさんたちもいます。自然の中で薄い網を張って捕れるか捕れないかわからない、そんな中で網に掛かった魚を見てもうみんなで大騒ぎして。街中の公園でゲームをやっても出ない、最高の笑顔なんですよ。やっぱりねそれだけでよかったですね。
「サーファーズ地引網」を始めたのはこの鵠沼海岸でサーフィンをやる人たちの親睦を深める為でした。サーフィンは基本的に海の中なので会話がないんです。顔は知っているけれど話した事がない、そんな人々が同じ体験をして、少しお酒を飲んだりして打ち解けあえるイベント、そこから現在の街ぐるみのイベントに発展しました。
そういう鵠沼らしいアウトドア・イベントを企画する事で、鵠沼の人々が暮らしをもっと楽しんでいけたらいいんじゃないかなって思っています。

たくさんの魚が獲れ、大人も子供も大興奮

イベントではビーチサンダル飛ばしなんてゲームもされているんですよね?

ビーチサンダル飛ばしは参加する大人向けにやっているんですけど、これが意外に盛り上がるんです。子供達はビーチ・フラッグスと宝探しをやっています。
シンプルですが、海辺で大人も子供も一緒になって遊ぶ事ですごく盛り上がりましたね。

ビーチ・フラッグスで盛り上がる子供たち

大人もだんだん本気になるビーチサンダル飛ばし

四季を通して


自然の美しさに出会える

鵠沼海岸にはいろんな地元に根付いたカルチャーや自然の魅力があるんですね

一番良いのはロケーションだと思うんです。左には江ノ島と富士山が見えて、特に秋のこの一番いい時期っていうのは富士山側からのサンセットがもうめちゃくちゃキレイです。サーフィンをやっているとその時間帯に海に入っている時にしか味わえない幸せがあります。この間は久しぶりに大きな虹が出て、感動した。その瞬間にいないとわからない事なんですよね。日々自然と触れ合う事でそういう感動もあるんです。
暮らしてみると自然に対してのリスペクトや対話が生まれます。日本には四季があって、四季それぞれの良さ、体感できる良い時間帯があります。サーフィンでもウォーキングでも良いんですが、日常の中に自然と向き合う時間を作ることによって、自然と対話ができ、四季折々の素晴らしさがうまく理解ができるようになるんです。
サーフィンに関して言えば、波情報もあるんですが、自分の目で見て、波の形を見て潮周りを読んで自然と対話して波の状態を感じ取り、良い波を当てたときの嬉しさは別格です。そうやって自然とうまく対話すること自体が喜びになりますし、鵠沼で暮らすことの充実感に繋がっています。

自転車でサーフィンに行けるっていうのは最高ですよね

僕も皆さんによく言っているんですけれど、車だと波のコンディションは分からないんですよね。すぐ通り過ぎちゃうから。自転車だとある程度のところまでいけますしね。でも本当は歩いていろんなところを見た方が、こういう店があったんだ、こんな波だったんだっていうのもやっぱわかりますし、楽しいですよ。自分の住んでいる周辺だけでもゆっくり歩いてみて街を知るっていうのも大切だと思いますね。

お店もいろいろあるんですか?

鵠沼って小さなお店も沢山ありますし、海が共通の話題となり地域にいるから話せることって結構あると思うんです。そういう近所のお店で知り合えるって人たちも多いんです。海で顔は見ていたけど、改めてお店で知り合える人たちもいますし、夜はお酒が飲める所で、初めて話しをして友達になったりすることも凄く多いですしね。

鵠沼海岸でおすすめのお店は?

「蕎麦兄(sobanii)」という手打ちの蕎麦屋さんがおすすめですね。店主もサーファー仲間なんです。お蕎麦屋さんなので、美味しい日本酒もありますし、昼・夜と通しでやっていますからいつでも行けるんです。例えば昼間からサーフィンをやって上がってきてからでも飲めますしね。実はそういうお店が多いんですよ。
鵠沼海岸の商店街も年々いろんな美味しいお店が増えています。中華・イタリアン・フレンチ、しかもそんなに高くないので自分のお気に入りのお店を探していただければと思いますね。

蕎麦兄(sobanii)『ハーフ天丼とハーフ蕎麦のセット』農家さんから直接仕入れて石臼自家製粉した香り高い蕎麦

サーファーでもある気さくなオーナー夫婦が迎えてくれる

『トロトロ牛すじと味のしみた大根』日本酒がすすむ

サーファーにとっての


鵠沼海岸

鵠沼にはレジェンドプレイヤーの方も多くいらっしゃるんですか?

僕の世代の上の有名なサーファーの方々、それこそ70代の方もいまだに現役でバリバリでやっています。やっぱりそういう方々がまだ毎日、海に入っているのを見ていると、自分も頑張らなきゃなって思いますし、自分がその歳になったときにどういうことができるのかなって思っています。僕自身も64歳になっちゃうんですけど、自分自身も下の世代から見られているところがあるので世代を意識して頑張っています。

日頃からトレーニングを?

トレーニングはほぼしてないです(笑)。そのかわり、海に入れば自分の体調がわかるので、そこで無理をしないようにコントロールしています。おかげさまで今年も大会に出たり解説なんかもやらせていただいていますが、大会に出ると、自分の今の能力がはっきりとわかるんです。悔しくなることも多いので、そこで頑張れるっていうのはありますね。サーフィンは続けていくことがやっぱり一番だと思いますね。継続は力なりと言いますが、自然を相手にするスポーツだからこそ、サーフィンはそこが一番難しいと思いますね。

鵠沼やサーフィンに興味のある方にアドバイスを

サーフィンは個人スポーツで人に頼るものでもないんですけど、よく言う「ONE MAN ONE WAVE (ひとつの波に乗れるのはひとりだけ) 」という言葉があるように次に来る波を先に読む力が大切です。また、パドリングは自分の力で潮を読んで、沖に出る方法も自分で読む必要があります。それさえ頑張ればどんどん楽しくなっていくと思います。
サーフィンって下手でも上手でも本当に面白いので、自然を楽しみながら続けていただきたいですね。 多くの大会で若手のサーフィン選手がメダルを獲り、活躍している姿を見てサーフィンが気になっている方も多いと思うんです。 鵠沼に住むとサーフィンを始める環境が整っていますし、絶対にやってほしいですね。

鵠沼海岸でもレジェンド的な存在の河村さん。サーフィンと鵠沼エリアを盛り上げるために精力的に活動に取り組んでいる

河村正美 プロフィール
プロサーファー・
2021年JPSA さわかみ Japan Pro Surfing Tour ショートボード特別戦:優勝
2002年JPSA ロングボードグランドチャンピオン
JPSA 第2戦マーボーロイヤル キャプテンサンタカップ優勝
2000年ノーズライディングコンテスト優勝
1999年JPSAオールジャパンプロ優勝
SPONSOR
ムラサキスポーツ O'NEILL ZEN FRUITION 
Feelings PATRICK プリンスコレクション

資料請求